映画『ズートピア2』
あらすじ・ネタバレ・感想
「最高のバディが、帰ってきた」
前作での活躍を経て、正式に警察官のコンビとなったウサギのジュディとキツネのニック。
二人はズートピアの平和を守るため、日々奔走していた。
2025年12月5日に日本公開された待望の続編『ズートピア2』は、これまでズートピアには存在しないとされてきた「爬虫類」の出現をきっかけに、都市の歴史を揺るがす巨大な謎に迫る物語である。
新キャラクターである謎のヘビ、ゲイリーの登場、そして明かされるズートピア創設の秘密。
本記事では、あらすじから新キャストの紹介、そして物語の核心に迫る完全ネタバレ解説まで、掘り下げていく。
1.映画『ズートピア2』の作品情報
| タイトル | ズートピア2 (zootopia 2) |
|---|---|
| 監督 | ジャレド・ブッシュ |
| 日本公開日 | 2025年12月5日 |
| キャスト | ジニファー・グッドウィン, ジェイソン・ベイトマン, キー・ホイ・クァン, フォーチュン・フィームスター 他 |
| ジャンル | アニメーション, アドベンチャー, コメディ |
2.映画『ズートピア2』のあらすじ
ズートピア警察署(ZPD)の最強バディとして活躍するジュディとニック。
ある日、街に100年間姿を見せていなかったはずの「爬虫類」である、ヘビのゲイリーが現れる。
その出現は、ズートピア全体を巻き込む大事件の予兆だった。
ゲイリーを追って、二人は新エリア「マーシュ・マーケット」へと潜入捜査を開始する。
そこで彼らは、ズートピア建設にまつわる古い秘密と、名門一族「リンクスリー家」が隠し続けてきた真実に直面することになる。
なぜ爬虫類は姿を消したのか? そして、再び現れた目的とは?
ジュディとニックの絆が試される、新たな冒険が始まる。
3.主要な登場人物とキャスト
- ジュディ・ホップス(声:ジニファー・グッドウィン/上戸彩)
ZPDの敏腕警察官。ニックとのコンビネーションは抜群。正義感は変わらず強いが、経験を積み少し大人になった。
- ニック・ワイルド(声:ジェイソン・ベイトマン/森川智之)
ジュディの相棒。元詐欺師の経験を活かした潜入捜査や情報収集が得意。ジュディを支える頼れるパートナー。
- ゲイリー(声:キー・ホイ・クァン/下野紘)
物語の鍵を握るミステリアスなヘビ。指名手配犯として追われるが、彼には隠された目的がある。
- ボゴ署長(声:イドリス・エルバ/三宅健太)
ZPD署長。ジュディとニックの実力を認め、困難な任務を託す。部下思いな一面も。
- ニブルズ(声:フォーチュン・フィームスター/江口のりこ)
ズートピアの陰謀論を語るビーバーの動画配信者。偶然ジュディたちの捜査に関わることになる。
4.映画『ズートピア2』のネタバレ
※ここからは映画の核心に触れるネタバレを含みます。
・マーシュ・マーケットへの潜入
ジュディとニックは、ゲイリーを追って水生動物や爬虫類が集まる地下の街「マーシュ・マーケット」に潜入する。
そこで彼らは、爬虫類たちが100年前から地上を追われ、ひっそりと暮らしていたことを知る。
ゲイリーは悪党ではなく、家族が帰る場所を守るための特許証を取り戻そうとしていたのだ。
・リンクスリー家の陰謀
捜査線上に浮上したのは、ズートピアの名門一族であるリンクスリー家。
一族の御曹司パウバート(声:山田涼介)は表向きは好青年だが、実は一族の地位を守るため、かつて爬虫類から土地と技術を奪った過去を隠蔽しようとしていた。
ズートピア建設100周年記念パーティ「ズーテニアル・ガラ」の裏で、リンクスリー家は爬虫類たちが住む地下エリアを埋め立てる計画を進めていた。
・真実の公開と和解
ジュディとニックはゲイリーと協力し、リンクスリー家の悪事を暴く証拠を入手する。
パウバートたちとの激しい追跡劇の末、二人は真実を公表することに成功する。
爬虫類たちへの誤解は解け、彼らは再び地上の住民として受け入れられることになる。
・「好きだぜ、相棒」
事件解決後、平和が戻ったズートピア。
壊れてしまったジュディのニンジン型録音ペンを、ニックが修理してプレゼントする。
ニックは「Love you, partner.(好きだぜ、相棒)」と言い放ち、「こんなことはめったに言わないぞ」と言う。
しかし、ジュディはペンの音声を再生し、そこにはニックの声で「Love you, partner.」という新たなメッセージが録音されていた。
照れながらも微笑み合う二人は、パトカーに乗り込み、新たな任務へと向かっていく。
5.映画『ズートピア2』の補足情報
爬虫類の解禁
前作『ズートピア』では哺乳類のみが登場していたが、本作でついに爬虫類が登場した。
制作陣は「なぜ爬虫類がいないのか?」というファンの疑問に対し、「歴史的な隔離」という設定で答える形をとった。
豪華な日本語吹き替えキャスト
上戸彩、森川智之ら続投キャストに加え、新キャラクター役として下野紘(ゲイリー)、山田涼介(パウバート)、江口のりこ(ニブルズ)など、実力派俳優や声優が多数参加している。
キー・ホイ・クァンの参加
オリジナル版でヘビのゲイリーの声を担当したのは、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー助演男優賞を受賞したキー・ホイ・クァンである。
彼のコミカルかつ哀愁漂う演技がキャラクターに深みを与えている。
6.映画『ズートピア2』の感想
待望の続編は、期待を遥かに超える面白さだった。
前作で描かれた「肉食対草食」の対立構造からさらに踏み込み、「歴史から消された者たち(爬虫類)」という新たなマイノリティの視点を取り入れることで、ズートピアの世界観がより深く、立体的になった。
そして何より、ジュディとニックの関係性の深化が素晴らしい。
前作のような反発し合う面白さも残しつつ、今作では「阿吽の呼吸」を見せるプロの相棒としての信頼感が強調されている。
ラストシーンのニックのセリフは、ファンにとってはこれ以上ないご褒美だろう。
新エリア「マーシュ・マーケット」のビジュアルも美しく、ディズニー・アニメーションの技術力の高さを改めて感じさせた。
アクション、ミステリー、そして感動。すべての要素がパワーアップした、完璧な続編だ。
まとめ
本記事では、映画『ズートピア2』を、あらすじからネタバレ、トリビアに至るまで徹底的に解説してきた。
この映画は、過去の過ちと向き合い、新たな共存の形を模索することの大切さを教えてくれる。
ジュディとニックの物語は、まだまだ終わらない。彼らの次なる活躍が今から楽しみだ。