『ストレンジャー・シングス シーズン2(全9話)』
あらすじ・ネタバレ・感想

ストレンジャー・シングス シーズン2のキービジュアル。赤い空に浮かぶ巨大な影と、自転車に乗る少年たち

画像引用元: IMDb

「終わってなんかいなかった」

1984年、インディアナ州ホーキンス。
ウィル・バイヤーズの失踪事件から1年が経ち、街には平穏が戻ったかに見えた。

2017年に配信された『ストレンジャー・シングス 未知の世界 2』は、世界中で社会現象を巻き起こしたNetflixオリジナルドラマの待望の続編である。

ハロウィンの夜に迫る巨大な「影の怪物(マインド・フレイヤー)」の脅威、超能力少女イレブンの知られざる過去、そして新たな仲間との出会い。

本記事では、シーズン2(全9話)のあらすじからキャスト紹介、そして物語の核心に迫る完全ネタバレ解説まで、まとめて掘り下げていく。

1.『ストレンジャー・シングス シーズン2』の作品情報


ゴーストバスターズの仮装をして学校に登校するマイク、ウィル、ダスティン、ルーカス

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タイトル ストレンジャー・シングス 未知の世界 2
(Stranger Things 2)
クリエイター ザ・ダファー・ブラザーズ
配信年 2017年
キャスト ウィノナ・ライダー, デヴィッド・ハーバー, フィン・ヴォルフハルト, ミリー・ボビー・ブラウン, ショーン・アスティン 他
ジャンル SF, ホラー, 青春ドラマ

2.『ストレンジャー・シングス シーズン2』のあらすじ


「裏側の世界」から生還したウィルだったが、彼は頻繁に現実世界と裏側の世界がリンクする「幻視」に悩まされていた。

巨大なクモのような「影の怪物」がホーキンスの街を覆い尽くそうとするビジョンは、日に日にリアルになっていく。

一方、死んだと思われていたイレブンは、実は生きており、警察署長のホッパーに匿われて森の小屋で暮らしていた。
しかし、マイクに会いたい気持ちを抑えきれず、彼女はホッパーと衝突してしまう。

学校には、カリフォルニアから転校してきた少女マックスと、その義兄ビリーが現れる。
ダスティンとルーカスはマックスに惹かれるが、マイクはイレブンの代わりのように扱われる彼女を受け入れられない。

そんな中、ダスティンはゴミ箱で奇妙な生物を発見し、「ダルタニアン(ダート)」と名付けて飼い始めるが、それは裏側の世界の怪物「デモゴルゴン」の幼生だった。

3.主要な登場人物とキャスト


  • イレブン/エル(演:ミリー・ボビー・ブラウン)

    巻き毛になり、少し大人びた服装をしたイレブン

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    超能力を持つ少女。ホッパーと疑似親子のような関係を築くが、自身の出生の秘密を知るため家出をする。姉妹弟子であるカリ(エイト)との出会いを経て覚醒する。

  • ウィル・バイヤーズ(演:ノア・シュナップ)

    恐怖に顔を歪め、何かの気配を感じ取っているウィル

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    裏側の世界から帰還した後も、「マインド・フレイヤー」に精神を寄生され、スパイとして利用されてしまう。物語のキーパーソン。

  • マイク・ウィーラー(演:フィン・ヴォルフハルト)

    無線機の前でイレブンに呼びかけ続ける切ない表情のマイク

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    ウィルの親友。イレブンを失った喪失感に苦しんでいる。ウィルの異変にいち早く気づき、彼を支えようとする。

  • スティーブ・ハリントン(演:ジョー・キーリー)

    釘バットを構え、子供たちを守ろうとするスティーブ

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    ナンスィーの彼氏だが別れることに。ダスティンと奇妙な友情を育み、子供たちの保護者(ベビーシッター)的な役割として大活躍する。

  • ボブ・ニュービー(演:ショーン・アスティン)

    ジョイスと楽しそうに話す、優しげなボブ・ニュービー

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    ジョイスの新しい恋人。家電量販店の店長。善良で穏やかな性格だが、ウィルが描いた謎の絵(地図)の解読に貢献し、命がけで皆を救う「スーパーヒーロー」となる。

4.『ストレンジャー・シングス シーズン2』のネタバレ

※ここからは物語の核心に触れるネタバレを含みます。

・ウィルの憑依と研究所の危機

ウィルは影の怪物「マインド・フレイヤー」に完全に乗っ取られ、彼の視覚や感覚を通じて怪物がこちらの世界を偵察していたことが判明する。

ホーキンス研究所の地下では、裏側の世界への「ゲート」が拡張し、地下トンネルが街中に張り巡らされていた。

研究所の職員たちがトンネルを焼こうとすると、ウィルも苦しみ出す。彼と怪物は一心同体となっていたのだ。

さらに、ダスティンが育てていたダートを含む多数の「デモドッグ(デモゴルゴンの犬版)」が研究所を襲撃。ボブは電源を復旧させ脱出路を開くが、デモドッグに襲われ命を落とす。

・イレブンの帰還とゲートの封鎖

自分探しの旅を終え、強くなって戻ってきたイレブンは、マイクたちと再会を果たす。

グループは二手に分かれる作戦に出る。
ジョイス、ジョナサン、ナンシーは、ウィルの中から怪物を追い出すため、小屋で彼を極限まで熱する。

マイク、ダスティン、ルーカス、マックス、スティーブは、囮となってデモドッグを引きつけるため、地下トンネルのハブへ向かい、放火する。

そしてイレブンとホッパーは研究所の最深部へ向かい、開いたままの巨大なゲートを閉じようとする。

・スノーボール(ダンスパーティー)

イレブンは怒りのパワーを制御し、渾身の力でゲートを封鎖することに成功。マインド・フレイヤーは退けられ、ウィルも正気を取り戻す。

1ヶ月後、中学校のダンスパーティー「スノーボール」。

マイクとイレブン、ルーカスとマックスはダンスを踊り、キスをする。ダスティンもナンシーに励まされダンスを楽しむ。

幸せな空気に包まれるが、カメラが回転し裏側の世界へ移ると、学校の上空には依然として巨大なマインド・フレイヤーが彼らを見下ろしていた。

5.『ストレンジャー・シングス シーズン2』の補足情報

ボブ役ショーン・アスティンの起用

ボブを演じたショーン・アスティンは、80年代の名作冒険映画『グーニーズ』の主人公マイキー役で有名である。

本作自体が『グーニーズ』へのオマージュに溢れており、ボブが「海賊の財宝」について言及するシーンなど、ファンにはたまらないキャスティングとなっている。

スティーブのキャラクター変遷

シーズン1では嫌な奴だったスティーブが、シーズン2で頼れる兄貴分へと大きく成長した。

ダスティンにヘアセットのアドバイスをしたり、釘バットで怪物理と戦って子供たちを守る姿は、多くの視聴者の心を掴み、シリーズ屈指の人気キャラクターとなった。

80年代ポップカルチャー満載

メインキャラクターたちが『ゴーストバスターズ』の仮装をするほか、ゲームセンターでの『ディグダグ』や『ドラゴンズレア』、当時のヒット曲など、1984年のポップカルチャーが全編に散りばめられており、80年代ノスタルジーを感じさせる作りになっている。

6.『ストレンジャー・シングス シーズン2』の感想

何と言っても、キャラクターたちの成長と関係性の変化が素晴らしい。

特にダスティンとスティーブという意外なコンビの誕生は、本作のハイライトの一つだ。
失恋したスティーブが、同じく恋に悩むダスティンの良き相談相手になる展開は、青春ドラマとして非常に質が高い。

新キャラクターのボブも最高だった。

一見冴えないおじさんだが、知識と愛で家族を守り抜く姿は真のヒーローだ。
彼の最期は悲しすぎるが、その犠牲があったからこそ彼らは生き延びることができた。

ラストのスノーボールのシーンは、ずっと過酷な目に遭ってきた子供たちが、年相応の幸せを感じられる瞬間に涙腺が緩む。

しかし、逆さまの世界からの視点で終わるラストカットは、平和が一時的なものであることを予感させ、次シーズンへの期待を煽る見事な幕引きだった。

まとめ

本記事では、『ストレンジャー・シングス シーズン2』を、あらすじからネタバレ、トリビアに至るまで徹底的に解説してきた。

このシーズンは、より強大な敵との戦いを通して、バラバラになりかけた仲間たちの絆が再び、そしてより強固に結ばれる物語である。

ホーキンスの子供たちの冒険は、まだ終わらない。