映画『モンスターハンター』
あらすじ・ネタバレ・小ネタ解説

映画『モンスターハンター』のポスター

画像引用元: IMDb

2020年に公開された『モンスターハンター』は、ミラ・ジョヴォヴィッチのアクションが光るサバイバルアクション映画である。

ある日突然、砂漠をパトロール中の国連軍特殊部隊が巨大な砂嵐に飲み込まれ、未知の異世界へと転移してしまう。

そこは近代兵器が一切通用しない、巨大で凶暴なモンスターたちが支配する過酷な世界だった。

部隊を率いるアルテミス大尉は、凄腕の現地ハンターと共に協力し、元の世界へ帰るためのポータルを探すべく、苛烈な環境の中で強大な敵の討伐を続ける。

物語は、砂漠に包まれた異世界での極限のサバイバル生活から幕を開ける。

1.映画『モンスターハンター』の作品情報

大剣を構えるハンターとアルテミス

画像引用元: IMDb

タイトル モンスターハンター
(Monster Hunter)
監督 ポール・W・S・アンダーソン
公開年 2020年
キャスト ミラ・ジョヴォヴィッチ, トニー・ジャー, ティップ・"T.I."・ハリス, ロン・パールマン 他
ジャンル アクション, ファンタジー, アドベンチャー

2.映画『モンスターハンター』のあらすじ

物語は、私たちの世界である現代の砂漠地帯から始まる。

行方不明になったチームを捜索していたアルテミス率いる国連軍特殊部隊は、謎の遺跡地帯で奇妙な超巨大砂嵐に巻き込まれる。

気を失っていたアルテミスが目を覚ますと、彼らは見たこともない広大な異世界の砂漠に放り出されていた。

困惑する部隊の前に、地中から巨大な怪物「ディアブロス」が突如として出現し、銃や手榴弾などの近代兵器が全く通用せず、部隊は壊滅状態に陥る。

生き残ったアルテミスは、この世界で独自の武器を操る現地のハンターと遭遇する。

最初は言葉が通じず敵対する二人だったが、巨大な脅威から生き延びるため、次第に協力し合うようになっていく。

双剣や大剣といった特有の武器を使いこなし、強力なモンスターを狩りながら、元の世界へ繋がるスカイタワーを目指す。

空の王者たる飛竜の咆哮と、未知の世界に苛まれる彼女のサバイバル。

彼女のもとに、果たして現実世界への道は開かれるのか。そして最終決戦の行方は。

3.主要な登場人物とキャスト・モンスター

4.映画『モンスターハンター』のネタバレ

※ここからは物語の核心に触れるネタバレを含みます。

近代兵器の無力さと部隊の全滅
異世界に到着して早々、アルテミスの部隊はディアブロスとネルスキュラの群れに襲撃されてしまう。

ロケットランチャーや狙撃銃で応戦しようとするが、モンスターの分厚い甲殻に傷一つつけられず無力化されてしまう。

アルテミスは必死に指揮を執るが、次々と部下たちは無残に殺され、最終的に彼女以外の隊員は全滅してしまう。

ディアブロスの討伐と絆
生き残ったアルテミスはハンターに捕らえられ格闘になるが、共通の敵を倒すために休戦を余儀なくされる。

砂漠を抜けるため、二人はネルスキュラの猛毒を持つ針を利用して罠を仕掛ける決意をする。

ハンターが身を挺して囮となり、アルテミスが大剣を叩き込む連携プレイでついに強敵を打ち倒す。

リオレウスとの死闘と現代への帰還
砂漠を抜けて大団長たちと合流し、ついにポータルがあるスカイタワーに辿り着いた一行。

しかしそこへ空の王者リオレウスが強襲し、その圧倒的な炎の息に苦戦を強いられる。

激しい戦闘の最中、タワーの装置が起動し、アルテミスとリオレウスは現代の地球の砂漠へと転移してしまう。

救援に駆けつけた軍隊の攻撃も火竜には通じず、絶体絶命のピンチに陥る。

終わらない狩り
窮地に陥ったアルテミスの前に、ポータルを抜けてハンターが加勢に現れる。

二人は現代の世界で協力し、ついにリオレウスの弱点を突いて撃破することに成功する。

しかし息つく暇もなく、今度は巨大な古龍ゴア・マガラがポータルから姿を現す。

二人は顔を見合わせ、再び武器を構えて強敵へと突撃していくという、次なる狩りを匂わせる熱いラストで幕を閉じる。

5.映画『モンスターハンター』の補足情報・小ネタ解説

監督と主演の最強タッグ

ポール・W・S・アンダーソン監督とミラ・ジョヴォヴィッチは、バイオハザードシリーズでもお馴染みの夫婦コンビである。

再びカプコンの世界的ゲームの実写化に挑んだことで、公開前から映画ファンやゲームファンの間で大きな話題を呼んだ。

ミラジョボビッチ自身の深いゲーム愛

ミラ・ジョヴォヴィッチ自身も熱心なモンスターハンターのプレイヤーである。

劇中で彼女が使用する武器である双剣は、彼女自身のゲーム内でのメイン武器に基づいており、アクションへの強いこだわりが反映されている。

過酷な砂漠ロケーション

異世界の砂漠の映像は、決して全てがCGで描かれているわけではない。

実際には南アフリカとナミビアの広大な砂漠地帯で長期ロケが行われ、日中は50度近い猛暑、夜は氷点下まで下がる過酷な環境での撮影がサバイバルのリアリティを生み出している。

ゲーム制作陣の徹底監修

本作はカプコンの辻本良三プロデューサーや藤岡要ディレクターが製作に深く関与している。

モンスターの生態や表皮の質感、鳴き声、武器のディテールなどが、ゲームファンも納得のクオリティに仕上がるよう徹底的に監修されている。

トニー・ジャーの驚異の身体能力

ハンター役を演じたトニー・ジャーは、『マッハ!!!!!!!!』などで知られる世界的なアクションスターである。

劇中の激しいスタントの多くを自らこなし、ワイヤーを使わない驚異的な跳躍や剣術のアクションを見せている。

人気キャラクター「アイルー」の登場

ハンターの頼れる相棒であるオトモ「アイルー」も、大団長の相棒として劇中に登場する。

巨大な肉を豪快に調理して料理を振る舞う姿が描かれ、ゲームでお馴染みの愛らしい姿を見ることができる。

山崎紘菜のハリウッドデビュー

日本からは女優の山崎紘菜が受付嬢役で出演しており、本作で待望のハリウッドデビューを飾った。

短い出演シーンながら、ゲームでお馴染みの衣装を見事に着こなし、独特の存在感を放っている。

武器と防具の徹底したこだわり

ハンターたちが装備している骨や鱗の防具、大剣、弓は、ゲーム内の素材の質感を現実世界で再現するため非常に精巧に作られている。

巨大な武器の物理的な重量感も、演者のアクションや殺陣にしっかりと反映されている。

ゲーム内BGMの効果的な使用

映画の要所において、肉焼きのシーンやクエストクリア時など、ゲーム『モンスターハンター』シリーズのプレイヤーにはたまらないお馴染みのBGMや効果音が効果的に使用されており、ファンサービスが散りばめられている。

まとめ

本記事では、映画『モンスターハンター』を、あらすじからネタバレ、トリビアに至るまで解説してきた。

近代兵器が通じない絶望的な世界で、己の肉体と巨大な武器でモンスターに立ち向かうハンターたちの姿。

ゲームの魅力を実写映画のスケールで見事に再現した本作。

あの興奮と終わらない狩りの続きを、あなたもぜひスクリーンや画面で体感してほしい。